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「AXIES-JPCOAR研究データワークショップ」開催のご案内 (2021/2/19開催)
この度「オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR) 研究データ作業部会」、「大学ICT推進協議会(AXIES) 研究データマネジメント部会」が共同でワークショップを開催する運びとなりました。両部会は、主に図書館または情報基盤担当の立場から、オープンサイエンスや研究データ管理(RDM)のための環境整備への取り組みを実施してきました。また、2020年7月より「AXIES-JPCOAR研究データ連絡会」を立ち上げ、両団体が相互に連携する取り組みも進めております。
本ワークショップでは、両部会が持つ共通の課題を取り上げ、参加者の皆さんを交えて意見交換を行います。活発な議論を通じ、それぞれの立場から見たオープンサイエンス、研究データマネジメントのあり方について、相互理解を深めるとともに、今後の方向性を見いだそうとするものです。
皆様におかれましては、ご多忙のことと存じますが、ご参加賜りますようお願い申し上げます。
記
名称: | AXIES-JPCOAR研究データワークショップ |
開催日時: | 2021年2月19日(金): 9:30-12:00 |
開催方式: | WebEX によるオンライン会議(定員200人) |
参加申し込み: | 下記の google form よりお申し込みください。開催の2日前にオンライン会議へのURLを通知いたします。 https://forms.gle/Y6TRUq4AVDjFemGPA |
主催: | オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR) 研究データ作業部会 https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/index.php?page_id=124 大学ICT推進協議会(AXIES) 研究データマネジメント部会 https://rdm.axies.jp/ |
問い合わせ先: | 青木 学聡(大学ICT推進協議会 研究データマネジメント部会 主査) aoki.takaaki[at]nagoya-u.jp ([at]をアットマークに読み替えてください) |
プログラム概要: | 「AXIES-JPCOAR研究データワークショップ」プログラム 2021年2月19日(金) 9:30-12:00 オンライン開催 ● 始めに(5分) ワークショップの全体説明を行います。 ● ディスカッションテーマの概要説明(各5分) 設定したディスカッションのテーマと各々進め方について簡単に説明します。 テーマ1. RDM用語をどのように説明するか テーマ2. 大学におけるRDMを進める―支援組織の活動と連携 テーマ3. 大学が保有する研究データの利活用可能性 テーマ4. 情報基盤スタッフ向けRDM教材の検討 ● 休憩・セッション移動(5分) 参加者は興味を持ったディスカッションテーマの会議室に移動します。 ● ディスカッション(90分) テーマ1:「RDM用語をどのように説明するか」 |
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結城憲司(北海道大学), 高田良宏 (金沢大学) | これまでRDM教材や各種提言等の取りまとめを行ってきた。しかしながら、RDMの用語には平易な言葉でありながら、幅広い解釈を持つものがあり、関係者への説明に苦労することも多い。参加者との意見交換を通じ、RDM用語の共通理解を高めるための方策を検討する。 | テーマ2:「大学におけるRDMを進める―支援組織の活動と連携」 |
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船守美穂(国立情報学研究所)、升井洋志(北見工業大学)、岩井雅史(信州大学)、 込山悠介(国立情報学研究所)、平原孝明(国立情報学研究所)、青木学聡(名古屋大学) | 大学におけるRDMの気運が高まっているものの、実際の活動に十分につながっていない。このセッションでは、大学においてRDMを実質的に前進させる上で、図書館や情報基盤センターなどの支援組織の活動や連携、基盤の導入や活用方法、活動を進める上での課題について議論、整理する。 | テーマ3:「大学が保有する研究データの利活用可能性」 |
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南山泰之(国立情報学研究所)、松原茂樹(名古屋大学)、 朝原啓太(日立製作所)、脇昌弘(ソニービジネスソリューション) | 大学から生成される多種多様な研究データは、どのように整理・保存されることで研究以外の利活用の道が拓けるのか。本セッションでは、企業におけるデータ管理の実際をご紹介いただきつつ、研究データの利活用の可能性を高めるための方策を議論する。 話題提供者: 夏目哲氏(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所) 岡山将也氏(株式会社日立コンサルティング) | テーマ4: 「情報基盤スタッフ向けRDM教材の検討」 |
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天野絵里子(京都大学)、元木正和(東北大学)、古川雅子(国立情報学研究所) | 既存のRDM教材を眺めながら、情報基盤スタッフに必要な知識やスキルは何か、今後機関のRDMを進める上で情報基盤に必要な要件やサービスは何かについて話し合い、RDM教材へのフィードバックを考える(情報基盤スタッフとの連携が欠かせない図書館系の方の参加も歓迎)。 |
● まとめ(30分) テーマごとに議論された内容を報告し、総括を行います。 企画・運営: 青木学聡(名古屋大学) 朝原啓太(日立製作所) 天野絵里子(京都大学) 岩井雅史(信州大学) 込山悠介(国立情報学研究所) 高田良宏(金沢大学) 西村浩二(広島大学) 平原孝明(国立情報学研究所) 船守美穂(国立情報学研究所) 古川雅子(国立情報学研究所) 升井洋志(北見工業大学) 松原茂樹(名古屋大学) 南山泰之(国立情報学研究所) 元木正和(東北大学) 結城憲司(北海道大学) 脇昌弘(ソニービジネスソリューション) (五十音順) |
以上
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